ガイアの部屋の場所はわかったが

ガイアの部屋の場所はわかったが、他の三人の部屋はどこであろうか。

訊ねてみるとガイアが記憶をたどるように目を宙におよがせた。

「俺は902号室。で、レイトがたし  日本不動產  十階の1006号室、リリスが……九階の915号室だったはず。有舞は……どこだったか」

「あたしは八階の812よ」

部屋が近いのは、ガイアとリリスだけであるらしい。八階、九階、十階と階が近いのは、学年が同じだからであろうか。

部屋を聞いたのは、リリスに話したいことがあったからに他ならない。先程感じたあの違和感について、彼女に話しておくべきだと思ったのだ。

しかしながら、出会ったばかりのリリスと二人で会話するのは、サキカには無理である。同年代の女子とサキカとして会話した経験など、ほぼ皆無だ。

彼女の友人であるガイアたちと共にでも、問題ないだろう。

「……ちょっと話したいことがあるから、六時頃、俺の部屋に来てくれる?」

しかし、この問いかけにでさえ、サキカは緊張するのだ。躊躇しながらの頼みごとに、彼らは快く頷いてくれたが。

「……ありがとう。ついでに晩御飯は御馳走するよ」

時間的にも自分が夕食を作るべきだろう。それを提案したサキカに、新たにできた友人たちは驚いたようであった。

「サキカ、料理できんの?」

サキカが料理をしようというのが、驚きだったらしい。

「……趣味、かな」

サキカの趣味といえるものは、読書と新しい魔法薬や魔法・魔方陣の開発、それから料理である。

.”

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