「こ、これを着るのか……?」アークは何とか

「こ、これを着るのか……?」アークは何とか言葉を発した。「そうよ」有舞が満面の笑みで即答する。出入口を塞がれた今、もう逃げることはできない。黙って言うことを聞頭髮保養て着替えなければ、無理矢理着替えさせられるのは目に見えている。「わかったよ……」サキカは諦めて従った。「サキカぁ!?」アークは驚いたようにこちらを見る。「俺は無理矢理着替えさせられたくはないから……」深く溜息を吐くサキカに、アークもその通りだと思ったのか、がっくりと肩を落として頷いた。「……わかった」女子生徒達はニヤリと笑い、仮の更衣室の扉を閉めた。途端、大きく溜息を吐く二人。アークはその場でもそもそと着替えはじめた。サキカは隅の方で、アークに背中を見られぬように壁に背を向けた。わけのわからないこの服と共に渡された紙袋を覗くと、何やら色々と入っている。何をどうしたらいいのかよくわからなかったが、取り敢えず着替えることにした。「……これはパニエという奴か……?」「このチャックはどのようにして閉めるのでしょうか……?」「被るべきなのか、はくべきなのか……。いや、はけないか」「す、スカートが短すぎます……。……足元がスースーして落ち着きません」「ニーソ……?」ブツブツと呟きながら着替えていく二人。数分後――「サキカ、着替え終わったか……?」「うん……」恐る恐るお互い見合わせる。相手を見て思った感想は同じ。(……似合ってるな)(……似合ってますね)もし今、互いに思っていることがわかってしまっていたら、二人とも泣き出してしまっていただろう。.

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